今年は、小野田さんとの、コラボ治療が増えて来ました。

小野田さんにフォノグラムを録って頂いて、僕が治療する個人セッションです。

最近では、身体を調整する事で、スポーツパフォーマンス向上を期待する高校生も出て来ました。

その中から、1部感想を頂いたので紹介します。

 

Y.Kさんの息子さん　高校2年生　

山口さん、こんばんは！息子の調整ありがとうございます。経過報告です。

息子がやっている陸上400mはオリンピック選手でも走り終わった後倒れこむぐらいキツイらしいです。

息子も最後の100mは記憶薄れてくるみたいで。短距離でもない長距離でもない微妙な距離は、この種目ならではの厳しさがある見たいですね。

息子の課題は、そのしんどさ故に後半に著しく肩に力が入り、どんどんスピードが落ちていくことでした。

コーチからも肩の力を抜けと言われていましたが、言うは安し、行うは難しで、力抜こうと意識しても全くよくならず。

これが治療調整一回目で目に見える変化がありました。肩が上がっていない。本人もびっくりしてましたが、リラックスして走れたらしいのです。しかも自己ベスト更新です。

2回の調整後、課題だった肩の上がりはなくなりました。数ヶ月経ちますが、今も維持できています。大会続きなんですが、県代表でインターハイ予選の近畿大会に出場まで行きました。その後も自己ベスト更新して、先日の大会では県学年トップになりました！

2回の治療でここまで改善できるとは想像以上です。さらにいい走りするには超えなければいけない課題はあると思いますが、今回の治療で何か次元が変わったかのようです。

アスリートでの調整に抜群の効果があること立証できました。ありがとうございます！！

〔大会の写真を送って頂きました(*^-^*)〕

 

N.Hさんの息子さん　高校2年生

山口先生

こんにちは。毎日暑いですね。

先日お世話になった長男の施術について、感想とその後の様子について長男から聞き取りまして、その内容をごく簡単ではありますが。

施術については、とにかく痛すぎた。。。

ここ数年で最も過酷な辛さで、そしてもう逃げ出したいと思ったそうです。

部活動の練習で、時々キツいメニューがあるもののも、こんなに辛い思いはしたことがないそうです。

施術後、すぐに猫背が解消されていることには驚きと嬉しさ。

家では、壁際に立って背中や肩甲骨が楽にペタッと壁に付くことが嬉しかったようで、

何度も壁際に立ってそれを確認していました。

そして、これまで起床時に感じていた首や肩回りのゴワゴワ感が無くなったそうです。

それも嬉しそうでした。

テニスをする上では特に変化は見られないようです。

例えば、技術向上というよりも、テニスをする上で、ケガをしにくい身体になっていると思っています。)

 

山口返信

N.Hさん
コラボ治療の感想と経過報告ありがとうございます。
《圧痛点解除》の施術は、自我と密接に繋がっている四肢の大きい筋肉を直接圧迫するので、物凄く痛く感じます。

そして、脳の緊張が緩むと同時に、筋肉が緩み、痛みも無くなるので、自我と身体の繋がりを痛感する事になります。
何回かやるうちに、痛みの逃がし方も分ってくるので、身体を使えるようになっている事にも気づきます。
初めての時は、施術中の痛みと、身体の分かりやすい変化に目が行くのですが、それ以上に、身体と感覚が、柔軟に使えるコンディションに成っている事が、この施術の良い所です。
テニスのパフォーマンスも、このまま身体を良い方向に持って行ければ、少しづつ実感出来るんじゃないかと思います。（もちろん、身体の柔軟性が上がるので、怪我もしにくく成ります）

普通では、自我というのは仕事や辛い事、様々な経験を通して外して行くものなので、痛み刺激だけで、身体と精神の良い状態を認識出来る事が、この施術の最大の利点だと思います。
それでは、また宜しくお願い致します。

以上

 

コラボ治療の際、圧痛点解除をする事もあるのですが、この施術は《痛み刺激》によって、自我が作り出すフォノグラムの渦を消去させます。

自我の外に出る事で、初めて自分自身を俯瞰出来、良い状態のコンディションを認識する事が出来ます。

身体の癖が取れた状態だからこそ、柔軟性も増え、自然と学習能力も上がって行きます。

若い内は、固定観念も少ないので、柔軟性を取り戻すのが早いのが、施術していても実感します。

大人も負けていられませんね(^-^)