治療の実際
鍼灸治療をする時は、患者さんのフォノグラム情報を、一旦自分に反射させます(コピーします)。
だから生きたツボの位置を割り出して、施術できるんです。
これは特別な事をしている訳ではなく、普段誰でも行っています。
例えば、イライラしている人の側にいるだけで自分もイライラしてきたり、落ち込んでいる方の近くにいると、こちらもどんよりした気分に成ってしまいます。
逆にいつも明るい人には、元気をもらえたりします。
これらは、無意識に相手のフォノグラムを写し録ってしまう為に起こる現象です。
鍼灸の施術をする際は、この感覚を治療ができるくらいまで繊細に扱うんです。
そうする事で、頭の前頭葉のタイトジャンクションとツボの関係を体感しながら治療する事ができます。